繰り広げられる美容室の買収合戦。2025年問題に直面する前に美容室がするべきこととは?
ここ最近ニュースになっている美容業界のあれやこれや(笑)
ジワジワ何かが近づいているような感じ。それを見て見ぬ振りするのか?今から準備をするのか?事実は一つで行動、やり方はいくらでもある。じゃー何をすればいいの?という内容を書いてみました。
経営者の想いを仕組み化するプロデューサー、マーケティングコンサルタントのウスイッチです。
マーケティングに携わること約5.000日以上(今も勉強中)
このブログも約3,000記事弱 約8年書かせていただいています。
自身の体験と現場での経験を元に「どうしたら売る力が身につくことができるのか?」を追求&研究を重ねた結果、このアナデジマーケティングプログラムが生まれました。
「 マーケティングを通じて
”売る力(人財)”を身につけた
人財をたくさん輩出し、
笑顔で世の中をつなぐ!」
ことです。
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繰り広げられる美容室の買収合戦。2025年問題に直面する前に美容室がするべきことってあるの?
あると思います!
と言うのも、なんだか最近世の中の動きが早いですよね。
今日もオーナーさんとお話して色々教えて頂いたのをきっかけに自分で色々調べてみると、、、、
QBハウスの上場
AGU100億円で買収
日本産業推進機構がレイフィールドを数十億円で買収
なんだかすごいですよね。
軒数で比較してもEARTH、Ash、田谷、モッズヘアーなどは既に業務委託サロンに店舗数で負けてるんですって。勢いが半端ないす。しかもAGUさんは1,000店舗を目指すと言っています。ひょぇ〜〜〜〜!です。
頭の中のイメージがどんどん膨れ上がってきている。
企業がどんどん美容室を買収してきていることを考えると、中小のサロンの首を真綿で絞めかねないことかなと思う。というのもね。日経新聞にこう書かれていました。
[su_quote]同グループは安価なサービスとインターネットを通じた集客に強みを持つ。美容室市場は人口減少で長期的に縮小する見込みだが、独自戦略で成長余地は高いと判断した。
(参照元:日本経済新聞)[/su_quote]
このインターネットを通じた集客に強みとありますが、これはホットペッパービューティなんですかね?そして、ここ!美容市場は人口減少で長期的に縮小する見込みだが成長余地は高いと言う判断をしたと書いてあります。
これ僕の勝手な解釈なので、「うんうん、そうだ」と思う人だけ読んでくれればいいなと思うんですが。
ぼくはここ数年ずっと人口減少2025年問題に今から準備すべきとお伝えしています。
コントロールできない他力集客ではなく時間はかかりますがコントロールできる自力集客力を高めることが価値提供を作りだしお客様から選ばれるお店になると思っているからです。
で、これらのニュース。
美容室がすべきことが徐々に明確になってきたんじゃないかと勝手に予想しています。
他力集客だけで運営しているお店は資金力に勝ち目がなかったらどうするんだろう?
まず容易に予想できるのが、このインターネットを通じた集客に強みと書かれていることがホトぺだとしたら。1,000店舗出店を目指しガンガンあなたやその周りのエリアに出店していくわけです。
そうして、ホトぺで集客していくと想定すると各エリアで引き起こる人口減少。地域での集客人数のパイは確実に縮小していく。その状態で他力集客に依存していたら支払い金額を上げプランを上げるしか方法がなくなってくる。しかしながら、起業化した美容室はガンガン上位プランでやってくる。
その時にあなたはどんなプランを用意(準備)されていますか?
お客様を創り出す力(創造)と保持する力がとてつもなく有効な手段になる!
ぼくこれは中小サロンさんには言い切れる。なぜかというと、「顧客の創造と保持」は経営者の中でずーっと言われてきたことだから。さらに美容業界は、創造、創り出す力はあるが、保持する力がないところがとても多い業種です。
ぼくはこれをバケツ理論と言っている。バケツ理論については以前記事で書いてあるので、そちらを見てください。
「なぜ美容室のリピート率・再来率が低くなるのか?を3つのポイントにまとめてみた。」
コントロールできない他力集客力
お客様を創り出す力として、コントロールできる自力集客力とコントロールできない他力集客力の2つに分類される。他力集客力は説明するまでもありませんが、わかりやすく言えばホットペッパービューティですね。
「いやいや、ホトぺのブログ書けば集客に影響するからコントロールできてるじゃないですか?」
という質問を受けた。
が、それがすでにコントロールされてる訳で。
ホトぺ全体から考えたら、ホトぺの土地(HP)にどんどんコンテンツが蓄積され成長していき企業としての価値が高まることに協力をしている。
これはポータルサイトなので当然のこと。それがビジネスモデルですからね。掲載料金の値上げが起きてもコントロールできないですよね?交渉はあるのかもしれませんが。基本外部の集客力というのはコントロールできないのが前提にあるんですよね。
コントロールできる自力集客力
対してコントロールできる自力集客力ですが、こちらは遅れの法則も以前書いてあるのでそちらを見てください^^
「スタッフさんの力は無限の可能性を秘めている。その引き出す存在のひとりでありたいな。」
こちらはすぐの結果には結びつかない。が、結果がで始めると一気にでてくる。しかも、継続的に。
こちらは結果はコントロールできないが、お客様に選ばれるやり方、仕組みがあるので発信の仕方で状況を変えることができる。媒体費用は一切かからない。かかるのは時間だけ。
そしてこの時間の有効な使い方とそうでないものもある。
・ひとつは学ぶ
・ひとつは独学
で行うの2つ。
どちらを選択するかは経営者の判断になるが、
◆ 時間を買うか?
◆ 時間をかけるか?
どちらかしか選択肢はないんですよね。
自力集客力と同様に保持力も時間がかかる
自力集客力と同様に保持する力も時間がかかる。例えばね、次回予約。
ホトぺさんのデータによるとここ3年の次回予約平均パーセンテージは、
2015年 8.5%
2016年 8.7%
2017年 8.7%
となっています。
3年でわずか0.2%しか上がっていない。0.2%ですよ!!!
ここに”恐れ”があることに気づき、ぼくは準備のため去年から次回予約をアナデジトレーニングの中に入れ込んだ。
実践をしてみると面白いデータ取れた。次回予約率が最初上がって一度落ちる。その時のパーセンテージがなんと!8%〜10%だった。これは自分でも驚いた。ここを乗り越えられないサロンさんがほとんどなのだということが分かった。
でも、この記事を書いてから1年後、次回予約率が90%以上になる人が続出しました。巷でやっているのは割引での次回予約獲得。。。これは本質ではありません。というか安易な、設計なしの値引きでの誘導は、本質でないばかりではなく、「 依存体質 」という強力な習慣が身についてしまうので注意が必要です。
その後の顧客体験を考えて設計し実行しているお店はほとんど数%程度です。
僕はこれをプログラム化しました。
だからね、美容師さんよりも次回予約率をあげることができるプロデューサーなんですよ^^
次回予約は ” 顧客の保持 ” の最強方法
お客様を集めたら保持する。保持する一番確実性の高い行為は「次回予約」なんですよね。
保持の最強方法
と言っても過言じゃない。
でも、8.7%。ちなみにぼくが関わらさせていただいているサロンさんは軒並み50%はゆうに超え、90%を超えるサロンさんもどんどんでてきている。
ぼくは美容師ではないので、ぼくがお伝えできることは、必要性と実行までの方法を伝えてるだけです。(あ、もちろん細かいことはたくさんありますよ)
次回予約取れる人と取れない人の差は、姿勢の違いです。
次回予約がお客様のためだという姿勢を持っている人は、数カ月で取れるようになる。
始めはね数%、そしてこれも遅れの法則である一定のラインを超えると20%になり35%、40%、45%、80%といった具合に急激に上がってくる。
次回予約はその美容師さんとお客様との信頼関係度が最も分かる手法。
他に出店されても壊れない信頼関係度。
これがひとつ目の準備だと思う。
アシスタント時代から保持する能力を体得させる
ぼくは今、アシスタントさんにも次回予約をして頂いている。
なぜ?
スタイリストになってからでは遅いと思っているから。
始めはね、無理だよ〜って言われた^^;;
けど、今はどうかと言うと何も言わず皆さん平然と次回予約を取っている(笑)
習慣になってないから人は、敬遠したり拒絶したりしまう。
だけどね、逆にそれを ” 自立の習慣 ” に変えると今度は面白いように次回予約が取れるようになるんです。
個々の能力ではなく技術なんですよね、これ。
アシスタント時代から自力集客力と保持力を持たせてスタイリストデビューしたら戦場に行かせる。ぼくはこれがスタンダードになると感じている。デビューしてからでは、もう今の時代遅いんですよね。
それに若い子の方が吸収スピードがぼくのようなおっさんより遥かに早い!
だからあとはやり方だけ教えてあげれば、あとは彼らの持ってる能力でどんどんカスタマイズしていくんですよね。
お客様の保持する力を徹底して3年学ぶことをおすすめします
現場に行かせてもらって感じることは、この数年でこの保持力を徹底してトレーニングできたかどうかで大きく変わってくると思う。「いやいや、そんなに急には変わらないよ」と言う人もいるかもしれない。
それはそれでいいと思う。ぼくは時代性、将来確実に起こること、これからの市場の変化など様々な角度からみて必要性を感じているだけだから。
顧客の創造と保持の創造に(共感)見込客開拓がある。
これは去年からずっと言ってることですが、この見込客開拓には3つの方法しかない。
①自分でやる(ブログ、SNS、販促物)
②(人の、自社以外の)モノを使う
③人の協力を得る
②が一番分かりやすいが、ホットペッパービューティ。
③はこれは紹介。
つまり、
①と③がコントロールできるもの
②だけがコントロールできないものとして分類
し、アナデジマーケティング研修では創造と保持のやり方を決めている。
①と③のスキルを伸ばすのか?
それとも②に依存したままにするのか?
どちらの選択も正しい。
ぼくが伝えたいことは、正しい選択をしてください、そのことだけ今後もお伝えし続けたいと思います^^
2025年問題に直面する前に美容室がするべきこととは?
今日のまとめです。
「コントロールできることにフォーカスし、結果が出るまで迷わずやり続けること。そして、コントロールできないことに関しては、徐々に必要性をなくす努力をしていくこと」
だと思います。
んじゃ!
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<ご質問のある方はこちら>
【ぜひ読んで欲しい記事】
1)結構やってる人が多いので、これは注意してね!
2)なんでもかんでも費用対効果って言ってる人、大丈夫ですか?
3)デビューした美容師さんは、その後、どうやってお客さんを増やしていくのか?
4)美容院のブログに載るお客さんってどんなお客さんなの?
5)今なら^^初めてご来店されるお客様に限り。。。
6)美容室数と人口の推移を比較したことありますか?
7)あなたはホットペッパービューティーより忘れられない努力をしていますか?
8)なぜあなたの売上が上がらないのか?あなたがお客様から支持されない理由。
9)ブログ等を発信しているのに反応や結果がでない人へ
10)あなたが送るDMで一番やってはいけない3つのこと。来たら嬉しいDMってどんなDMだろう?