人口減少下の成長戦略「超・信用時代」モデルで他店との差を広げろ!

人口減少下の成長戦略「超・信用時代」モデル

経営者の想いを言語化するプロデューサーのウスイッチです。


人口減少という未曾有の経験の準備はできていますか?

国連のデータでも見てわかるように人口減少の勢いが止まらないのが日本です。

世界で言うと9位ですが、1億人を越える国ではワースト1位です。(多くて4位のウクライナの4370万人→3520万人)

と言うことは世界から見ても日本のこの人口減少という未曾有の事態をどう乗り越えるか?世界中が注目していると思います。

2020年:1億2650万人
2050年:1億580万人(国の資料だと9,515万人)
16.3%減

今、毎年沖縄県が1つ消滅するほどの人口減少が起きています。

今、日本は1年間で156万人、毎年沖縄県(人口145.7万)1県分が亡くなっている計算になります。

本当に出生数が足りない状況

これ経営者は特に対岸の火事では済まされないですよね。

もちろん、経営者だけではなく社員もパート、バイトでも働く人すべてに大きく関わることです。

 

いけすから魚がどんどんいなくなっている

商売をするに当たって、「目の前にお客様がいらっしゃる」ということが大前提です。

目の前にお客様がいなければ、いくら良い商品でも、良いサービスでも、良い接客でも、その価値は0です。

魚が釣れなくなった会社から価値が伝わらなくなる、つまり、売上が上がらなくなるということですね。

今、その魚のいけすから魚がどんどんいなくなってきているということです。

 

それでも尚、過去の釣れた竿を使う人たち

そのいけすに過去釣れたときのままの竿、餌、仕掛けで糸を垂らしている経営者たちも多く存在している。

まだなんとなく新規が来ている、やっぱり昔釣れたやり方はまだまだ通用するんだ、、、、。という考え方かもしれません。

ですが、その間に今のデジタルネイティブの若者が、最新の魚群探知機を装備した竿や仕掛けも実に巧妙なものを使い、餌も今の魚が欲している餌をつけて釣りをしている。

市場を見ない昔の釣竿で釣りをしている人は、全く気づいていません。あなたが1匹釣れているところ10匹釣っていることを。

地球の原理原則ですが、時代が変わらないことは絶対にない!

つまり、ビジネスについても「ここままは続かない」。

うまくいってるときも、このままは続きませんし、うまくいってないときも、このままは続きません。

と聞けば当たり前なのですが、うまくいってるときは全くと言っていいほど気づかない。

うまくいってないときの方が考えるのは当たり前です。

今も尚、昔のやり方で集客ができているお店がある。が、「このままは続かない」という視点を持てばどこかに改善点がある。

改善点が見つけることができれば、新たな竿を用意することができる。

でも、ほとんどが現状のままこのままが続くと思い込んでいる。

だから、チャンスってことっすね。

 

事業がスケールするやり方や他店の結果が出たやり方を学んでどうするの?

これ結構、塾とかでも陥りやすいこと。

自分の実力が分かっていない、または、本心でやりたいと思っていないのに儲かるからの理由で学ぶ。

人の可能性って無限だと思う。

けどね、それって今までどんな仕事も覚悟を持って、信念を持ってひたむきにやってきた人の話。

ぼくのように途中で諦めて継続できなかったり、弱音を吐いてる人や覚悟が持てない人はスケールしない。

ぼくは40代になって覚悟や信念を持つことができた。(遅いか早いかはその人の価値観の問題なので)

今までやりこんでこなかった人が、他店の事例聞いてもあれこれ理由をつけて実行しないでしょ?

「やっぱりそれはうちには合わないんで」とかさ

「やろうと思ったけど、うちのお客様はそういうの嫌いだと」とかさ

で、結局できないと

「あの人にしかできないよね」と言ったり、、、

あ、これ以前のぼくちゃんですw

最悪なのが、「あの人のせいで社内の成果が下がった」とか他責社長もいるそうですよ。

 

だから、ぼくはそういうスケールとか他店の事例やノウハウ、スキルを学ぶことをやめました。

結論から言うと止めたことで、自身の売上も、会社の売上もあがりました。

 

ぼくは、お客さんと社員だけを見るようにしました。

お客さんがなんで困っているのか?サポートできる部分は何か?お客さんの困りごとが解消するものを作ろう、って。

同時に社員に目を向け、自分が持てる資源を社員に最大活用するにはどうしたらいいか?って。

ある意味、事業は拡大している結果になっています。

人口減少でどんな準備をすればいいのか?

これは元キリンビールの副社長 田村先生が言われていたことですが、ぼくは激しく共感しました。

今の日本の企業は大企業病にかかっている。

会社は誰のもの?の問いに「会社は株主様のもの」なんていう経営者が後を絶たない。

だから数字を追いかけて、本来見るべきポイントを見れなくなっている。バイアウトも含め。

売上より大事なもの、それは「存在価値」だと言う。

当時のキリンビールで上層部から反発を食う中

『世界一おいしいビールを作って、お客様に喜んでもらう』

会社で嫌なことがあっても家に帰ってキリンビール飲んで笑顔を取り戻す

これがキリンらしさなんじゃないかを追求したそうです。

 

ぼくもずっと、「売上は目的ではなく結果である」と言っています。ちょっと知名度がある人が、売上アップセミナーってやってる方が遥かに集客してて「いいな〜」と思うことはある!w だって人間だものw

ですが、ぼくはあくまで重要なのは、結果に至るまでのプロセス(実行プラン)だと思っている。

そのプロセスを実行し購入または来店してくれて喜んでくれる。

このプロセスを通してお客さんが喜んでくれるから、初めて数字が気になってくる。

もっともっとお客さんに喜んでもらいたい!という願望がさらに強まって成果が上がっていく。

これが人口減少でも成果が出せる会社の在り方なんじゃないかと思っています。

 

「企業は社会の公器」という松下幸之助の言葉がある通り、企業は、社会(お客様)が求める仕事を担い、次の時代に相応しい社会そのものをつくっていく役割があり、そのためにはトップのみならず、あらゆる職階において、本来の「経営」が機能しなければならないと松下は説き続けました。(PHP研究所より抜粋)

すべてはお客様ということですね。

 

人口減少時の最重要課題①は育成にあり!

ある経営者さんが「人」の育成こそ「変革」の源泉と言っていました。

ですが、今の日本は豊かになりすぎてしまいました。

この図からわかるように学びや経験体験、人とのコミュニケーションのお金を減らし、通信費や添加物にお金を払い、体を動かさない生活です。

豊かになりすぎると人間はダメになっていくのだと痛感しています。

これはUNIQLOの柳井さんが警鐘を鳴らしていました。

これでは日本の未来はないと。

その証拠に日本はダントツやる気のない国になっています。

世界平均と18%をも差をつけられています(やる気を感じている従業員の割合 日本5%、世界平均23%)

カスハラが出るのも、豊かになったのですが、心が満たされていないから人が増えたからだと思います。

 

これらのデータを読み解いても、やるべきことは「育成」です。

 

美容室もまだまだ憧れで入社する人が多いと思います。が、時代の流れ的には大谷選手も言ってましたが、

『憧れるのをやめましょう!』

まさにこれからの時代の象徴する言葉だと感じています。

 

憧れも重要ですが、目の前のお客様に喜んでいただくには何ができるだろう?を優先する考え方。

SNSの登場で個にフォーカスされる時代、個がメディアを持てる時代です。

でも、ちゃんと道徳心があれば自分は職業人なのか、タレント業なのかの区別がつく。

今は混在しているように思えます。間違いではありませんが、SNS上の短期間での人気と目の前のお客様からの長くずっと支持される人気とは全く異なります。

仕事とは長期的な目線で見ていくものなので、これもやはり育成・教育だと思います。

 

人口減少時の最重要課題②は戦略にあり!

2つ目はやはり戦略です。

これからは「超・信頼時代」だと、ぼくは言っています。

2024年7月3日から1万円札が渋沢栄一に変わります。

『商業の徳義で最も重要なのは「信」である』と唱えている通り、このタイミングで紙幣が変わるのは何かありますよね?

ぼくは変更のニュースが流れた時から感じていました。

渋沢栄一が学んだ學問をぼくも学ばさせていただいているのですが、この學問の歴史をさかのぼると、商業の神「ヘルメス」に行き着きます。

『 ヘルメスは信仰心と精神力を鍛えるために商業を宗教活動の一部として作りました 』と書いてあります。

仕事をするということは、
『信仰心』会社の理念をマインドセットすること、人を信じること
『精神力』どうやったらお客様が喜んでもらえるか(=売れるか)日々の反省と改善

を身につけるもの。

売れるために、会社の理念やビジョンを目的として行動指針に落とし込み、販売戦略を立て目標を達成していくことが求められる時代ですね。

そのためにもどうしたら「信頼」していただくのか?

つまり、ブランド力を鍛えることが求められるということです。

ぼくも言っているブランドとは(元キリンビールの副社長も同じことを言われていたのでびっくりしました)

ブランドとは、『客観的な視点でどう見られているか?を意図的に設計したもの』と定義しています。

元キリンの副社長は、「お客様の心の中にいろんな情報を蓄積させること」と言われています。

表現は違いますが、中身は同じです。

どれだけお客様の中に「信」を埋め込めるか?

ぼくはこれから10年徹底的にこの「信」を集める仕組みをどんどん作っていこうと思います。

そして、この最大の課題『人口減少』下でも成長を遂げ他店との差を広げていきたいと思います!!!

 


自身の体験と現場での経験を元に「どうしたら売る力が身につくことができるのか?」を追求&研究を重ね、この『道徳アナデジマーケティング』というプログラムを開発しました。

株式会社One More Uの理念
【技術と仕組みによって、人々の暮らしを豊かにする】
株式会社One More Uのビジョン
【 働く幸せを実感できる高品質な人材を1万人世の中に輩出する】
です。
 

【今日からあなたの成長が加速する!LINE登録してお得な情報をゲットしてくださいね!】

 

<ご質問、ご相談のある方は気軽にどうぞ^^>