美容業界の人手不足問題。「採用さえうまくいけば」という危険な発想

「採用さえうまくいけば」という危険な発想

 

経営者の想いを仕組み化/言語化するプロデューサー、マーケティングコンサルタントのウスイッチです。

 

自身の体験と現場での経験を元に「どうしたら売る力が身につくことができるのか?」を追求&研究を重ね、このアナデジマーケティングというプログラムを開発しました。

 
 
ぼくの使命(ミッション)は、
「 マーケティングを通して
  ”売る力”を身につけた
 人財を1万人輩出すること!
 働く幸せを実感いただき
 世の中を笑顔でつなぐこと!」
です。

 


日本経済新聞社の記事(紙面および電子版)に登場した〇〇の件数

それは「人材不足」というキーワードだそうです。 詳しくはこちらを見てみてください。 https://news.yahoo.co.jp/byline/yokoyamanobuhiro/20190810-00137839/

 

記事に書かれていますが、こんな感じです。
[su_quote]2010年 76件
2011年 89件
2012年 193件
2013年 299件
2014年 1,264件
2015年 984件
2016年 1,328件
2017年 3,274件
2018年 4,336件
[/su_quote]2010年から 約57倍 です。

 

それだけ深刻という事ですね。

 

採用さえうまくいけば、必ずしも良い訳ではない

僕は採用は扱っていないのであくまで主観的な意見になりますが、なんだか業界を見ていて感じたことがあったので書いてみようと思いました。

 

アシスタントが少ないから数字が上がらない。。。と言うお店もあります。だから採用をする、、、難しいところですよね。かたや、人数減ってしまったが、今の人数でどこまで価値を高められるか?を1年試して前年より売上が上がったり、、、どちらが正しいってことはないと思いますが、難しいな〜と外部から見て感じています。

 

最近市場を見ていて感じるのは、経営者が「無目的無目標」で今までのやり方を捨て切れていないお店が厳しい状況におかれているような気がします。

 

例えば、オーナー、店長、マネージャークラスが忙しく、下の人間はやりたいことができずアシスタントをしているような状態や、目先の利益を追ってしまうが故に何も設計されていない販促を行うことで社員が翻弄されてしまったり、、、チームビルディングを目指さなければそれでも良いと思います。

 

上の役割ってなんでしょう?

 

僕が見させていただいているお店では、店長やマネージャーは売上の公式の一番コントロールが効かない「客数」を減らし、コントロールできる領域である「単価」「来店回数」を増やすことに注力を得ていただいています。

 

 

そして、若手に一番必要な「客数」を引き継いでもらう。めちゃくちゃシンプルですが、図で示すとこうなります。

つまり、上司が単価と回数を1.2倍づつして、顧客数を手放すだけで元々の売上と同じ売上をあげることができます。ってこんなこと僕が言わずもがな、、、ですが。意外に理解されていないことが多いのも事実です。

 

 

店長やマネージャーが一番手に入れなければならないのは「時間」です。

 

 

時間を得るために、コントロールできる領域である単価と回数を増す努力、勉強をしなければならないと思っています。時間を手に入れることでさらにチームビルディングが強固になります。
・後輩への指導&教育
・次の展開
・カリキュラムの見直し(特に言語化)
・今までの常識を壊す仕組み作り
・更なる顧客様へのサービス作り

経営者の側近として現場を成長させるためには、「時間」はマストで必要になります。

 

それが現場を誰よりもやり、自分を中心に部下を回す。。。部下に一番の責任を渡して、成長を促す。

 

「 いやいや、そうは言うけど美容師なんだから、自分で見つけて自分で売上作ってなんぼじゃない 」確かに一理あります、と言うか僕もそういう教えを受けてきたので、そう思う。

 

けれど、それをやることで失う代償が大きいのならば、根本的なやり方を変える必要があると思う。

 

ここが今日のタイトルで気になったところです。いくら採用しても会社の土台がしっかり仕組み作りができていない限り、人は今までと同じように辞めていくと思います。

 

(先輩、上司などの)上の人間が学んでいないと同じことを永遠に繰り返すキケン性がある

僕はここ最近現場を見ていて物凄く感じることがあります。それは多くのことに関して「 言語化 」ができていないと言うこと。よく技術で見かけるのが「いやいや、普通こういう時ってこうじゃん」というもの。僕もきっと部下の方と同じことを思うと思う。

 

「 普通こうって何? 」

 

って。

例えば、展開図を元に
先輩:「ほら、ここが違くない?どう?」
後輩:「あ、本当ですね」
先輩:「だろ?だから、こういう時はここをこうやることで綺麗に仕上がるんだよ」
後輩:「なるほどですね!」
と、この場合は展開図、つまり2人にとっての共通言語で話をすることで理解が深まります。もちろん、全部が全部そういうわけにはいかないのかもしれませんが、往往にして、言語化ができていないケースが多いのではないでしょうか?

 

僕は、共に学んでいるお客さんのことしか分かりませんが、皆さんよ〜〜〜く学んでいます。それは、僕も含め今までのやり方1つしか知らないのと、3つ、4つ、5つやり方を持つことで相手によって状況によって武器を使い分けることができることが学びから得ることができます。

 

中小企業庁での倒産の1位は販売不振、そして、2位は時代の流れに対応ができないです。この2つで81%を占めます。こと美容室では10年以内に閉店が95%以上というデータを見ました。

 

このデータを読み解いても採用がいくらうまくいっても社員のスキルが向上しない限りは、これからの時代難しくなってくるのではないかなっと思っています。

 

現状維持なんてあり得ないわけです。常に下りのエスカレーターを登り続けなければなりません。それは1年や2年という短期では出づらいかもしれませんが、確実に行動しているお店としていないお店で、気づいた時に差がとてつもなく大きくなってきます。

 

その差を証明する結果ですが、これは新規再来率の推移を示したものです。

「 顧客の保持 」を徹底して戦略を組んで行った結果です。

 

わずか一年ですが、大きく改善されました。社員さんたちの「考える力」の成果です。

 

「創造性」です。

 

「 知識は力 」です!

 

再来率が向上すればするほど先輩スタイリストは後輩へ引継げ、例えば、次の出店の計画に時間を費やせたり、カリキュラムの向上に力を注ぐことができます。

「 売上を作る力 」
「 現金を残す力(財務) 」
「 採用&教育をする力 」
「 法律の知識 」

最低限これは必要だな〜と感じています。僕ができるのは「 売上を作る力 」を養うことです^^

 

お店によって、考え方によって、解釈の違いによって、様々あると思いますが、今の多様性の時代に絶対必要なのは「圧倒的なる知識」です。

 

この知識は、売上を上げる、成果を上げるものでなければなりません。

 

小手先だったり、短期的な知識ではありません。

 

これからの時代、今までよりもっと様々な条件が悪くなってきます。

 

その環境下の中で、今と同じ学びをしていていいのでしょうか?

 

だから、僕はスクールを始めたんですよね。より実践で、成果を出す人財を作りたい!ってね。

 

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ウスイッチ

んじゃ!

 

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